薮原宿は宮ノ越宿まで1里33町で、宿の延長は5町25間。
戦国時代に木曽義昌が木曽11宿を定めたころより宿として利用されていました。
その後、慶長6年(1601)に中山道宿駅が制定され、薮原宿も中山道の宿駅として指定され整備が進められました。
また、薮原宿は高山へ向かう飛騨街道奈川道の分岐点としても賑わいました。
現在の状況
薮原宿は近年建物の改修が進み当時の面影が失われつつありますが、現在もなお防火用高塀の石垣など、往時の町並みが残されています。
薮原宿は昔から櫛の生産が盛んでしたが、現在では少数の人々によって生産が伝えられ、お六櫛の里として全国に知られています。
木祖村郷土館では、無形文化財に指定されたお六櫛の製作実演などを見ることができます。
INFORMATION
種類 | 宿場 |
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住所 | 長野県木曽郡木祖村 |
お問合せ | (一社)木祖村観光協会 0264-36-2543 |
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