木曽エリアの南部、大桑村に位置する「阿寺渓谷(あてらけいこく)」。
こんなエメラルドグリーンの清流、見たことがありますか?阿寺渓谷は「阿寺ブルー」とよばれるエメラルドグリーンが美しい川や深い緑に囲まれた、木曽の中でも有数の絶景スポットです。
初めて阿寺渓谷を訪れる方のために、おすすめの見どころや楽しみ方をご紹介していきます。
阿寺渓谷とは?
阿寺渓谷の全体マップ
大桑村公式HPより画像引用
阿寺渓谷は全長約15km。
川に沿って阿寺ブルーを楽しむことができるスポットや滝、吊り橋などがあります。川の魅力だけでなく、両脇には木曽五木と呼ばれる木曽特有の森林も広がり、豊かな自然が味わえます。
絶景を見たい!大自然で癒されたい!という方に必見のスポットです。
阿寺渓谷散策におすすめの服装
阿寺渓谷内は歩きやすい道が多いですが、遊歩道より奥は山道になっているので動きやすい服装がおすすめ。川に入ってみたい方は、サンダルやタオルのご用意も。夏は紫外線や熱中症対策も忘れずに!
渓谷内をもっと楽しむポイント
きれいな阿寺ブルーを見るためには、前日まで晴天で、時間帯は午前中が良いのだそう。天気予報をチェックして、当日はぜひ早起きをしましょう!
また阿寺渓谷は、日本遺産「木曽路はすべて山の中 ~山を守り 山に生きる~」の構成文化財に認定されています。各スポットに説明があるので、気になるスポットでは足を止めて立ち寄ってみて。
阿寺渓谷の楽しみ方
Eバイクで自然を感じながら楽ちん移動
阿寺渓谷内を楽ちんに移動したい方に朗報!Eバイク(電動アシスト自転車)をレンタルすることもできます。車両進入規制中の移動手段としても。
風を切って爽快に進む体験は歩きとはまた違った魅力があるので、Eバイクで散策するのもおすすめ!
[貸し出し場所]
阿寺渓谷第二駐車場
[料金]
1,000円/1時間
[お問い合わせ]
090-6173-9467(阿寺ブルー(株))
キックボードタイプは、思ったよりスピードが出ました!とても爽快ですが、他の歩行者に注意しながら走行してください。
セットで貸し出してくれるヘルメットもかわいい!Eバイクと一緒に写真も撮りたいですね。
阿寺渓谷内の見どころ紹介
狸ヶ淵(たぬきがふち)
狸ヶ淵は阿寺渓谷の中で阿寺ブルーを見ることができるスポットのひとつです。岩の上に座って、綺麗なブルーや川の流れをぼーっと眺めると、心が癒されます。
その昔、この渓谷に棲んでいた狐(きつね)や狸(たぬき)が、この川に自分が化けた姿を映していたとされる逸話から、この名前がついたみたいです。
赤彦吊り橋〜六段の滝
このエリアでは、吊り橋の上から川を見下ろしたり、緑がきれいな遊歩道を楽しむことができます。ここからは、足元はスニーカーで散策するのがおすすめ!
阿寺渓谷内には、動物の名前のついた淵が多くありますが、これは自然が豊かで、たくさんの動物が棲んでいたからだそうです。
阿寺渓谷の楽しみ方まとめ
ちょっとスキマな柿其渓谷にも立ち寄って!
「自然を感じながら歩く」「気軽に水遊びをしてみる」「阿寺ブルーの絶景を堪能」の3つが、初めて阿寺渓谷を楽しむときのおすすめポイント。
浅瀬で足先を水につけてみるだけでも、とっても気持ちが良いのでぜひトライしてみてください!
あのエメラルドブルーを見ることができるのは、実は阿寺渓谷だけではありません!近くにある柿其渓谷では、また一味違った絶景が楽しめます。
長野県のニッチな観光メディア『Skima(スキマ)信州』コラボ記事
企画・編集:Skima信州(山本麻綾)
執筆:市川里美
撮影:五味貴志
阿寺渓谷入り口までのアクセス
[電車]
最寄駅は、JR中央本線 野尻駅。駅から阿寺渓谷入口までは、徒歩かバスで向かいます。
バスの運行は平日のみ。本数が限られているので事前に時刻表をチェックしておでかけください。
▶️ くわちゃんバス阿寺渓谷方面運行表
[車]
名古屋方面からは、中央道の中津川ICから阿寺渓谷入口まで約45分。
松本方面からは、中央道の塩尻ICから阿寺渓谷入口まで約90分。
※車両侵入規制に注意!
夏のハイシーズンは、阿寺渓谷内の車両通行が規制されます。
詳しい規制区間と規制期間、駐車場の情報は、大桑村観光協会のサイトをチェック!
▶️ 2024年度車両侵入規制情報 大桑村観光サイト