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野尻宿は江戸から77里47間、次の三留野宿へは2里18町、宿の延長は6町5尺。
他の宿同様慶長6年(1601)年に中山道宿駅が制定された際に、宿として指定されました。

木曽十一宿の中で奈良井宿に次ぐ長さを誇る野尻宿。
外敵を防ぐために所々狭く曲がりくねった街並みが特徴で「七曲り」と呼ばれています。

野尻宿は昭和18年の火災のため建物等に往時の面影はあまり残されていません。
しかし宿内の道は、ところどころ昔のままの姿を残しています。