贄川宿

贄川宿は奈良井宿までの距離が1里31町、宿の延長が4町6間。
文献などから16世紀頃より宿場として利用されていたと考えられます。
古くは贄川宿から小野を経て下諏訪に至る街道の宿として、さらに塩尻峠の開通により、贄川から本山、塩尻を経て諏訪に至る中山道の宿駅として整備されてきました。
また、贄川宿には木曽福島関所の副関として幕府から指定された贄川番所が置かれ、明治2年(1869)に関所が廃止されるまで続きました。

現在の状況

贄川宿は昭和5年の大火で古い町並みの大部分が焼失しましたが、上町の一部の鍵の手付近が昔の面影を残しています。
現在の国道19号は、宿場内をはずれて通っているので静かな町並みを残しています。
贄川番所は明治初年に取り壊されましたが、昭和51年に古図をもとに復元され一般公開されています。また、集落の各家の表には屋号が掲げられています。

INFORMATION
住所長野縣木曽郡塩尻市贄川
お問合せ(一社)塩尻市観光協会 0263-88-8722
URLhttps://tokimeguri.jp/guide/naksendo-niekawa/
Translate »