奈良井宿

奈良井宿は、江戸へ64里22町、贄川宿へ1里31町、薮原宿へ1里13町、宿の延長は8町5間と贄川宿のほぼ2倍の長さもあり、規模の大きな宿場といえます。
宿の成立は文献に「天文元年(1532)、木曽義在奈良井に専念寺を建つ。同2年、義在木曽に宿駅を定む」とあることから、16世紀中頃には既に宿の役割を果たしていたと考えられます。
慶長6年(1601)の江戸幕府による宿駅制定にともない近世の奈良井宿として整備されました。

現在の状況

奈良井宿は明治時代の道路改修の際に、国道からはずされたため、宿場時代の町並みが現在までほぼ完全に保存され「伝統的建造物群保存地区」(昭和53年)の指定を受けています。
江戸時代の旅籠そのままの旅館や、公民館として使用されている本陣、上問屋史料館として一般に公開されている問屋の手塚家など、往時の様子を今に伝えています。
また鳥居峠に向かう道は中山道の石畳を復元し、自然遊歩道として整備されています。

INFORMATION
住所長野県塩尻市奈良井
お問合せ奈良井宿観光案内所 0264-34-3160
駐車場【無料駐車場】
木曽の大橋 東駐車場(国道側) 大型車3台、普通車12台、身障者用3台
木曽の大橋 西駐車場(線路側) 普通車51台、身障者用1台
道の駅 奈良井宿駐車場(木曽の大橋の北側)
大型車15台、中型車(マイクロバス)2台、普通車28台、身障者用2台
【有料駐車場】
奈良井駅前駐車場 普通車15台
金額:500円 ※毎年8月12日は夏祭りのため駐車不可
奈良井権兵衛駐車場
大型車8台/金額:2080円(マイクロバス:1560円)
普通車83台(第一駐車場13台・第二駐車場70台)/金額:510円
URLhttps://www.naraijuku.com/
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